ギリシャの哲学者ソーザ・イナシデス名言集

ソーザ・イナシデス(1679生~1731没) 日本で全く無名というだけではなく、祖国ギリシャでも忘れさられた存在。簡潔・明快な短文の名手で、大量の日記と書簡に、多くのアフォリズムを残した。

イナシデス、性別について、かく語りき

男女平等以前に、あらゆる人間関係の中で、全く対等な関係性なんて、存在しない。 男女平等の推進は、双方の偶像性の破壊を伴い、男女ともに、損したり、得したりの話である。 男らしさも、女らしさも、イメージ先行の定義モドキに過ぎない。 男になりたがる…

イナシデス、自由について、かく語りき

道徳は、自由の邪魔である。そう聞いて、納得した者は、空想的自由を求めている者であって、現実的自由を知る者ではない。 誰だって、頭の中は自由である。ゆえに、他人に知られたくないことばかり、考えている。 どんな自由が欲しい?と、訊かれて、すぐに…

イナシデス、芸術について、かく語りき

絵画の限界。海の絵なんて、退屈である。本物の海は、いつまで眺めていても、飽きない。 肖像画も宗教画も、ただのフィクションである。しかし、大衆の多くは、ありのままを信じている。 良い音楽は、決まって、どこか哀しい。表面的には、明るく楽しく聴こ…

イナシデス、経済について、かく語りき

国家は、世の中の富の分配機能として重要である。しかし、国家を牛耳る者たちは、誰も、その重要性に気付いていない。 国家の経済の建て直しに必要なことは、まず、目先の利益にとらわれてばかりいる有力者を、説得することである。 国家が、外国や、富裕な…

イナシデス、死について、かく語りき

死後の世界というものが、天国や地獄であって欲しくない。無の世界であって欲しいとも、思わない。この世の延長のようで、あって欲しい。 もし、私の寿命が三ヶ月だったとしても、特にやることは変わらないだろう。ただ、暇があったら、何か思索しているだけ…

イナシデス、文化と文明について、かく語りき

文明は世界中に伝わるもの。文化は、その伝わった文明を、どう仕上げるか? 文明は、発見する力。文化は、完成させる力。 寒いから服を着るのが、文明。恥ずかしいから服を着るのが、文化。 文明の原因は、明瞭である。文化の原因は、曖昧である。 文化の中…

イナシデス、隣人について、かく語りき

あの人、もっと気にするべきことがあるのに、占いばかり気にしている。 知識のある人、無駄口多い。知識のない人、いつも同じ話。 人を褒めたがる人、裏のある人。人を貶したがる人、裏を見せているようで、まだ裏がある人。 たいがいの人間は、善でも悪でも…

イナシデス、結婚について、かく語りき

宝くじを勧めてくる者、ついでに結婚も勧めてくる。 理想の結婚にこだわれば、一生独身。 理想の結婚にこだわれば、一生、夫婦喧嘩。 何ひとつ諦めないでする結婚は、必ず失敗する。 結婚は、何かを諦める言い訳に最適である。 結婚は縛る側に有益。縛られる…

イナシデス、歴史について、かく語りき

歴史は作り上げるものではない。自然と体験しているものである。 歴史を知っても、未来は変わらない。これまでの流れ通りの、道を行くだけである。 歴史のもしもは、最初は楽しい。最後は虚しい。 世界中の神話や歴史書を読めば、人間がいかに嘘つきか分かる…

イナシデス、宗教について、かく語りき

神を信じるということは、自分は強運だと信じているだけである。 運を神と思える者は、宗教に走る。神を運と思える者は、占いに走る。神も運も不条理としか思えない者は、虚無に陥る。 信仰と運の良し悪し、関係なし。 常に迷信を馬鹿にしながら、急に迷信が…