ギリシャの哲学者ソーザ・イナシデス名言集

ソーザ・イナシデス(1679生~1731没) 日本で全く無名というだけではなく、祖国ギリシャでも忘れさられた存在。簡潔・明快な短文の名手で、大量の日記と書簡に、多くのアフォリズムを残した。

イナシデス、知性について、かく語りき

 

 小賢しいのは良くない。しかし、小賢しいのは、知性の登竜門である。

 

 疑うことが知性なのではない。信じ切れないことが知性である。

 

 主観の中に客観成分。客観の中に主観成分。

 

 最悪の状況は、思索するのに最適な状況である。

 

 先のことばかり考えている人、目の前の現実から逃げている人。

 

 他人より十年出遅れたことを気にしている者は、長生きを十年すればいいだけ。

 

 希望をたくさん持てば、気が重くなる。

 

 本物の悩みは、欲求とは別のものである。

 

 人類全てが、愛と良心を持っていると信じたければ、細かい定義をしないことである。

 

 人間は一面だけ見れば、みんな良い人である。だから、全面を見ようとしてはいけない。

 

 素晴らしい人生を送ったと思いながら、死んだ人、自己採点の甘い人。

 

 人間の愚かしさ。低い確率を弾き出しながら、それでもまだ、奇跡を信じている。

 

 失敗しないと、恥かかないと、罪を重ねないと、人間は知的成長しない。

 

 何を言っているのか分からない話は、独りごとであって、わざわざ耳を傾ける必要はない。

 

 神とゼロの発見は、存在してないのに、基準となっている点が似ている。

 

 人間の心は宇宙と似ている。分からないことだらけ。しかし、ある決まった法則の上に動いている。

 

 ちゃんとユートピアは存在している。それぞれの頭の中に。

 

 哲学者を名乗る人。たいがいバカ。

 

 頭の良すぎる人。ある種の知的障害者。

 

 アフォリズム、意外と役に立たない。