イナシデス、交際について、かく語りき
利益だけの関係も良いだろう。しかし、双方に、多少なりとも敬意がなければ、心が病むだろう。
成功しても、失敗しても、忘れてはいけない世間体対策。
人の評価を気にする人は、人の評価を気にしない人の倍、精神力がいる。
世間体ばかり気にしている者は、道徳家ではなく、人間不信に陥っている者である。
人望のある者、誰かに利用される。人望のない者、誰から見ても、利用価値なし。
自分を安売りした時ほど、誰も買ってくれない。
聖人ぶっても、得るもの少ない。俗人ぶったら、失うもの多い。
くだらない人間を信用してはいけない。人間を憎悪する、切っ掛けになるから。
役立たずの話、案外、面白い。働き者の話、たいがい、つまらない。
何も受け取らない者、気取っているだけの、打算主義者。
本物の個性は、意識しなくとも、勝手に滲み出ている。
真の理解者がいなければ、周囲に何億人いても、孤独。
他人は資料であって、手本ではない。
言い訳しないでいい相手に、言い訳させられると、後で腹が立つ。
その人の自尊心を、深く傷付けることが出来るのは、他人以上に身内である。
やたらと他人の心配をするのは、多くの他人に依存している証である。
自立とは、誰がいなくなっても、どうにかなるということである。
誰からも好かれる人、誰よりも不自由な人。
人間は人間に磨かれる。どんな人々に出会うかで、自分の形が変わる。
みんな恩人、みんな邪魔者。