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ギリシャの哲学者ソーザ・イナシデス名言集

ソーザ・イナシデス(1679生~1731没) 日本で全く無名というだけではなく、祖国ギリシャでも忘れさられた存在。同じ十七世紀に生まれたため、南欧のパスカルと呼ばれた。簡潔・明快な短文の名手で、大量の日記と書簡に、多くのアフォリズムを残した。

イナシデス、経済について、かく語りき

 

国家は、世の中の富の分配機能として重要である。しかし、国家を牛耳る者たちは、誰も、その重要性に気付いていない。

 

国家の経済の建て直しに必要なことは、まず、目先の利益にとらわれてばかりいる有力者を、説得することである。

 

国家が、外国や、富裕な商人から、限界まで借金をし、その富を、世の中に回すことは、決して悪い策ではない。しかし、限界を超えていることに気付かず、借金をし続ければ、その富は、国境を越え、外国に回ってしまうだろう。

 

世の中の景気を良くするのに、最も妥当な策は、金持ちに金を使わせることである。政治がやるより、はるかに合理的な、富の再分配となるだろう。

 

ある国家に、良き経済を築き上げようとした時、国民に、どんな教育が必要か?物を買ったら、その代金を払うこと、金を借りたら、その金を返すこと、それだけでいい。

 

犯罪者だらけの国家は、経済が振るわない。また、聖職者だらけの国家も、結果は同じである。

 

外国との戦争に勝てば、国が富むなんて話は、国民が最も騙されやすい、嘘である。勝とうが、負けようが、多くの国民にとって、得られるのは、負担ばかりである。

 

需給関係の乱れは、必ず、大きな物価の変動を招く。しかし、こんなものは、放って置いても、勝手に調整されていくだろう。早ければ、半年・一年で。遅くとも、数年で。そうでなければ、数十年で。

 

商品の値上げばかりしている店は、どうせ、潰れる。商品の値下げばかりしている店は、同業者を困らせているうえ、裏では、必ず、悪いことをしている。

 

外国との貿易で、大きな黒字が続くのは、決して、誉められたものではない。信用のない者に、金を貸し続けているのと、同じだから。

 

外国との貿易で、大きな赤字が続くのは、決して、悪いことではない。信用(金)がないのに、外国からあれこれ、買い物しているようなものだから。

 

貿易は、常に長期的な視野に立たなければいけない。自国の競争力のない業者の商品が、外国の商品に駆逐されたからといって、政治が干渉するようではいけない。

 

植民地の連中に、最低限度の賃金を与えることを、惜しんではならない。人道的な問題というより、自国の労働者の職が、無くなってしまうから。

 

 労働しても、労働しても、貧しい者は、社会の犠牲者である。これは、全く労働しなくても、富める者がいることと関連した話である。また、この両者を仲介しているものを、金融と言う。

 

良き経済が成立している国家は、個人が社会のために、社会が個人のために、金を使う均衡がとれている。

 

人間というものは、愚かしいから、景気が悪ければ、それゆえに、景気が良ければ、それゆえに、悪いことをする。

 

健康であれ。それで金持ちになれるかどうかは別にして、病気のせいで、借金だらけになる ことだけは、避けられる。

 

金持ちになりたければ、信用のある者と付き合いなさい。貧乏人は、たいがい、信用ならない者とばかり、付き合っている。

 

金を使わず、多額の遺産を残した金持ちは、経済を起因とする、社会不安をもたらす、戦犯である。それが言い過ぎたとしても、聡明さに欠ける人間であることは、間違いない。折角、金を得たのに、自分のためにも、世の中のためにも、使い道が思い付かなかったのだから。

 

数字ばかり見て、経済を語るべきではない。本当に価値のあるものは、数値化なんて出来ないのだから。