ギリシャの哲学者ソーザ・イナシデス名言集

ソーザ・イナシデス(1679生~1731没) 日本で全く無名というだけではなく、祖国ギリシャでも忘れさられた存在。簡潔・明快な短文の名手で、大量の日記と書簡に、多くのアフォリズムを残した。

2016-08-23から1日間の記事一覧

イナシデス、交際について、かく語りき

利益だけの関係も良いだろう。しかし、双方に、多少なりとも敬意がなければ、心が病むだろう。 成功しても、失敗しても、忘れてはいけない世間体対策。 人の評価を気にする人は、人の評価を気にしない人の倍、精神力がいる。 世間体ばかり気にしている者は、…

イナシデス、心理について、かく語りき

他人の評価を受けている時こそ、自分を見失っている。 みんな自分が不自由になることを恐れながら、他人が自由になることを恐れている。 出来ないと思えば、何も出来ない。出来ると思えば、たまには出来る。 人を最も苦しめるのは、現状ではなく、記憶である…

イナシデス、女について、かく語りき

女らしさとは、男にはない羞恥心があるということである。 女は生まれながらに、慣習と結婚させられる。しかも、容易に離婚出来ない。 女の相談、ただの無駄話。その上、話す相手を間違っている。 女同士の恋愛話、盛り上がっているようで、内心はウンザリ。…

イナシデス、恋愛について、かく語りき

恋は一過性のもの。愛も一過性のもの。 愛と恋は、長距離走と短距離走以上に、違う競技である。 男の愛の半分は、責任で出来ている。女の愛の半分は、狂気で出来ている。 自分の色恋を得意げに語る女、終身刑。自分の色恋を得意げに語る男、死刑。 恋愛論を…

イナシデス、処世術について、かく語りき

ゴメンナサイで済むことに、理屈を付けてはいけない。 誠実な者には、誠実に。不誠実な者には、やや誠実に。 自尊心は、他人に見せびらかした時点で、虚栄心である。 社交とは、陳腐な会話を恥ずかしげもなく、誰とでもするということである。 会話は相手次…