ギリシャの哲学者ソーザ・イナシデス名言集

ソーザ・イナシデス(1679生~1731没) 日本で全く無名というだけではなく、祖国ギリシャでも忘れさられた存在。簡潔・明快な短文の名手で、大量の日記と書簡に、多くのアフォリズムを残した。

2016-08-25から1日間の記事一覧

イナシデス、宗教について、かく語りき

神を信じるということは、自分は強運だと信じているだけである。 運を神と思える者は、宗教に走る。神を運と思える者は、占いに走る。神も運も不条理としか思えない者は、虚無に陥る。 信仰と運の良し悪し、関係なし。 常に迷信を馬鹿にしながら、急に迷信が…

イナシデス、幸福について、かく語りき

幸福は、色々捨ててから、やって来る。不幸は、色々と持ち過ぎるから、やって来る。 幸福は、日常の中にあるものであって、空想の中にあるものではない。 幸福は、掴んだ瞬間、幸福じゃないような気がしてくる。 自分だけの幸福は、うしろめたいばっかりで、…

イナシデス、美学について、かく語りき

美学とは、他人には分からない、自分の価値観のことである。 自分の美学がある者、他人の批判も嘲笑も恐れたりしない。 自分の美学がない者、他人の言いなり、世間に合わせて生きるだけ。 嘘をつき、嫌われて、反省するようでは、真の嘘つきではない。 ケチ…