ギリシャの哲学者ソーザ・イナシデス名言集

ソーザ・イナシデス(1679生~1731没) 日本で全く無名というだけではなく、祖国ギリシャでも忘れさられた存在。簡潔・明快な短文の名手で、大量の日記と書簡に、多くのアフォリズムを残した。

イナシデス、外見・容姿について、かく語りき

 

 絶対的な美など、存在しないし、相対的な美など、各個人の好みの前では、無力である。

 

 もし、あなたが、世にも珍しい、驚くべき、酷い顔面をしていたとしても、自分自身が気に入っているのなら、他人の嘲笑など、気にする必要はない。

 

 もし、あなたが、世にも珍しい、驚くべき、凄い顔面をしていたとしても、あなたを愛する、誰がが気に入っているのなら、他人の嘲笑など、気にする必要はない。

 

 外見の問題は、結局、本人の心の問題でしかない。つまり、解決可能の問題に過ぎない。

 

 中身のともなわない美形は、その美を、長く、維持することが出来ない。

 

 服の趣味の良い者は、顔や体型のまずさを、かなり、フォローすることが出来る。

 

 全く、印象に残らない顔は、きっと、犯罪で成功するだろう。

 

 女の裸は芸術、と言いたがる男の目線は、間違いなく、猥褻である。

 

 権力者や大富豪の、自慢の娘が不細工だと、世の中は、安定する。

 

 信用の出来る、女の召し使いは、大体、優しい不細工と、相場が決まっている。

 

 外見が、素晴らしいというだけで、三流以下の人物が、一時的に、一流を気取って、周囲を惑わすことは、可能である。

 

 チビ・デブ・ハゲの三十苦の男ほど、野心家だし、努力家である。

 

 美人の嫁をもらった男は、苦労が多い。不美人の嫁をもらった男は、外出が多い。

 

 不細工好みの男は、競争の少ない、平和的な人生を歩める。

 

 美人は、見飽きる。不細工は、最初から、見たくもない。

 

 美人には、悲劇が、よく似合う。不細工は、似合いもしないのに、生まれながらに、悲劇をやらされている。

 

 女は、男ほど、結婚相手の外見など、気にしていない。中身を気にしている?いや、地位や、資産を気にしている。

 

  背の高い女と、背の低い男では、背の高い女の方が、幸せである。背の低い男が好きな女より、背の高い女が好きな男の方が、多いから。

 

 太っている者は、大体、痩せたがっている。しかし、周囲には「どうでもいい」と、言いたがる。

 

 痩せたら美人、と言われる女は、どうせ、痩せない。実際、痩せたところで、さほど、美人にはならない。