ギリシャの哲学者ソーザ・イナシデス名言集

ソーザ・イナシデス(1679生~1731没) 日本で全く無名というだけではなく、祖国ギリシャでも忘れさられた存在。簡潔・明快な短文の名手で、大量の日記と書簡に、多くのアフォリズムを残した。

2018-05-01から1ヶ月間の記事一覧

イナシデス、美食(グルメ)について、かく語りき

何もかけないで、食べた方が美味いものに、美食家は、取り敢えず、理屈を振りかけてしまう。 美食家の味のたとえは、たいがい、仲間内で、使い回していたものである。 ある美食家は言う。「この果実は、太陽の味がする」と。それは、焦げ臭いという意味だろ…

イナシデス、生きがいについて、かく語りき

人が死にたくないと思うのは、生きがいがあるからではない。死が恐ろしいからである。 生きがいとは、人生に絶望(自殺)したくない人間の、ゴマカシである。 生きがいとは、生活に退屈したくない人間の、コジツケである。 生きがいについて考えるのも、死に…